福島便り
福島県いわき市の平少年野球教室の解団式は23日、市内のいわきワシントンホテル椿山荘で開かれ、選手や保護者、OBらが17年続いた同団の歴史を振り返った。
約70人が出席した。佐藤直人代表兼監督が17年間の思い出や選手の活躍などに触れながらあいさつし、「敗戦でも子どもたちの次の成長に向けて導いていくのが役目と思って指導してきた」などと語った。団員から佐藤代表に記念品を贈呈した。
同団は2008(平成20)年1月に設立された。市内各地で練習し、県内外の大会で数々の好成績を収めた。少子化に伴って団員数が減少し、4月からは団員が4人になるのを踏まえて、選手や保護者らと協議を重ねて解団を決めた。
解団式に先立ち、同会場で卒団式も行われた。(いわき版)