災害時の協力協定締結 福島県猪苗代町、磐梯町、北塩原村の3社会福祉協議会と猪苗代青年会議所

  • [エリア] 北塩原村 磐梯町 猪苗代町
災害時の協力協定締結 福島県猪苗代町、磐梯町、北塩原村の3社会福祉協議会と猪苗代青年会議所

福島便り


福島県内外で大規模災害が相次ぐ中、同県の猪苗代町、磐梯町、北塩原村の3社会福祉協議会と猪苗代青年会議所(JC)は28日、災害時の協力協定を締結した。万が一の際に自治体の枠を越えて連携・協力するほか、合同での訓練など日頃から有事に備える取り組みも強化する。
近年は地震などが起きた際の迅速な物資の供給や被災者の支援体制づくりなどが全国で課題となっている。会津でも今冬の豪雪や2022(令和4)年夏の豪雨が住民生活に大きな影響を与えたことなどから地元団体による連携の仕組みが必要と判断した。災害発生時に情報を共有し、災害ボランティアセンター運営に必要な資機材・救援物資の確保や分配、災害ボランティアの確保などで協力する。災害発生に備え、合同での訓練や研修も行う。
締結式は猪苗代町の土津神社で行われた。猪苗代町社協の遠藤光昭会長、磐梯町社協の穴沢孝子会長、北塩原村社協の小椋渉会長、猪苗代JCの小檜山祥理事長が協定書を交わした。小檜山理事長は「JCの若い力、行動力を生かしたい」と語った。(会津版)