福島便り
福島県須賀川市役所で2日、市内の児童らに市長室などを一般開放する「子ども市長室」が開かれ、児童らが市長の業務や市役所の運営について理解を深めた。
児童と保護者合わせて35人が参加した。大寺正晃市長から、日頃の業務の流れや政策作成までの過程について説明を受けた。大寺市長の案内の下、市長室や政策推進会議室、市議会議場を見学した。
見学終了後、参加者は「元気な須賀川市をつくるには」をテーマに須賀川市の魅力について市長と意見を交わした。佐野奏恵さん(8)は「市長と話して優しい印象だった。市長室など見学できて楽しかった」と話した。
子ども市長室は市内の児童、生徒らに市政への関心を高めてもらおうと今年度から初めて開いた。今後、夏、年末年始の長期休暇中に次回の開催を予定している。大寺市長は「政治や市役所を身近に感じてもらいたい。市政の意見を交換する場として今後も続けていきたい」と話した。(県南版)