福島便り
秋田県大館市から福島県南相馬市に寄贈され、小高区で暮らす秋田犬「大馬(だいま)」を南相馬市社会福祉協議会小高区福祉サービスセンターの一日所長に迎え、住民と交流する「大馬一日所長とおだかのまち散歩」は3日、小高区内で催された。
散歩とごみ拾いをしながら地域の危険箇所、避難ルートなどを確認しようと毎年春と秋に実施している。15人が参加した。
小高区福祉サービスセンターに集合し、青田敏所長が大馬を一日所長、グレート・ピレニーズの「純」を一日秘書に任命した。参加者は2頭と出発し、小高川の堤防やJR小高駅前通りなどを巡るコースを約1時間30分かけ散策した。大雨の際の危険な場所や周辺の避難所などを確認しながら、防災意識を高めた。
11月には区内の東部、西部地区での開催を予定している。(相双版)