JR只見駅の切符販売時間が拡大 観光案内で地域の魅力発信 福島県只見町

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JR只見駅の切符販売時間が拡大 観光案内で地域の魅力発信 福島県只見町

福島便り


福島県只見町のJR只見駅の切符販売窓口の時間が1日から拡大され、住民の利便性が高まった。毎日午前9時10分から午後4時30分まで営業し、合同会社メーデルリーフが担う。観光案内にも取り組み、地域の魅力を発信する。
これまでは会津坂下駅の駅員が只見駅に出向き、正午から午後2時40分まで窓口を営業していた。1日に只見駅の窓口業務がJR東日本から町に委託された。町は町観光公社を通して同社に業務委託した。
同社代表社員の酒井治子さんと原田郁子さんが交代で窓口に常駐し、切符を販売する。同社は町のPRに力を入れており、駅前にある町インフォメーションセンターと連携して観光案内にも当たる。
駅舎内のギャラリーの運営なども担う。現在は子どもたちによる雪や自然をテーマにした作品が展示されている。酒井さんは「物販にも取り組みたい。只見線の魅力を訪れた人に伝える」と意気込んでいる。(会津版)