福島便り
一般財団法人棚倉町活性化・観光物産協会のオープンセレモニーは1日、棚倉町立図書館で開かれた。同新組織の設立により、文化、スポーツ、産業、観光、国際交流など各分野の施策を一体的に展開できるようにした。
同協会は町活性化協会、町観光協会、町物産振興会を集約した新組織となる。法人格を取得し、社会的信用性を向上させるとともに、物販やツアー企画など収益事業が実施できるようにした。さらに、英語が堪能な職員を置き、海外への販路拡大やインバウンド(訪日客)の誘客などにも重点的に取り組む。事務所は町立図書館内に設ける。
オープンセレモニーでは、関係者約20人が出席した。理事長を務める渡辺崇史副町長が「前向きに明るく職務にあたってほしい。町の情報発信をこれまで以上に強化していく」と述べた。宮川政夫町長があいさつした。
設立式典に先立ち、職員に対する辞令交付式も行われた。(県南版)