行政サービスの向上に期待 福島県会津若松市役所新庁舎で見学会 抽選で当選の市民250人が参加

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行政サービスの向上に期待 福島県会津若松市役所新庁舎で見学会 抽選で当選の市民250人が参加

福島便り


福島県の会津若松市役所新庁舎の見学会は5、6の両日、現地で開かれた。事前抽選で当選した市民約250人が一新された施設を見て回り、行政サービスの向上に期待を膨らませた。
計8グループに分けて開いた。旧館の外観が残る庁舎北側では、職員が新たに導入した免震装置を説明した。その後、南側から庁舎に入り、吹き抜きの多目的スペース、議場、各課が入るフロアなどを巡った。見学した主婦の猪俣利恵さん(50)は「以前の庁舎は施設内が薄暗かったけど、新庁舎はガラス張りで明るく、開放的になった」と好印象を抱いたようだった。
新庁舎の建設工事は今年2月の記録的大雪で完成に遅れが生じたものの、5月7日の供用開始は予定通りとなっている。4月29日午前11時から完成記念式典が行われ、同日正午から市民向け内覧会が開かれる。(会津版)