福島県白河市に「白河藩主七家置き行灯」14基を寄贈 白河商工会議所の鈴木会頭 13日のまつりでお披露目

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福島県白河市に「白河藩主七家置き行灯」14基を寄贈 白河商工会議所の鈴木会頭 13日のまつりでお披露目

福島便り


白河商工会議所の鈴木俊雄会頭は11日、福島県白河市に「白河藩主七家置き行灯」14基を寄贈した。
鈴木会頭は昨年6月、自身が社長を務めるアクティブワン(白河市)の社員旅行で、長野県の松本城を訪れた。城内に、あんどんが設置されていることに感銘を受けたという。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で市が注目を集めていることもあり、市のシンボル・小峰城にも設けたいと寄贈を決めた。
あんどんは、ドラマの主要登場人物である松平定信の久松松平家の「星梅鉢」など歴代の白河藩主の家紋をワーロン紙に記した。13日に催される「白河小峰城さくらまつり」でお披露目する。
贈呈式を市役所で行い、鈴木会頭が鈴木和夫市長に、あんどんを贈った。鈴木市長が「城の風情をより一層醸し出すものだ」と感謝した。鈴木会頭は「城に華を添え、市が盛り上がればうれしい」と語った。
白河小峰城さくらまつりは13日午前10時から午後4時まで城山公園で催される。NHK大河ドラマで、田安賢丸(のちの白河藩主松平定信)を演じている俳優・寺田心さんが午後1時からのトークショーに参加し、定信を演じた感想や人物像などについて語る予定。(県南版)