福島便り
春の福島競馬が12日、福島市の日本中央競馬会(JRA)福島競馬場で開幕した。27日まで3週延べ6日間、熱戦を繰り広げる。
開催を待ちかねた大勢のファンが詰めかけて生の競馬を満喫した。今年は満開となった第4コーナーの桜の前を競走馬が迫力満点に駆け抜けた。芝コースは絶好のコンディションでスピード競馬が展開され、場内に大きな歓声が響いた。3月にデビューした福島市出身の遠藤汰月騎手が地元福島で初騎乗しファンを沸かせた。
入場者は8622人で昨年春の開幕日(8651人)から0・3%減。全国の福島競馬の売り上げは55億653万8300円で昨年春の開幕日(52億9106万6900円)を4・1%上回る好調な滑り出しとなった。