防災井戸「希望の泉」を整備 U―プレイス伊達敷地内 保原RC創立60周年記念事業 福島県伊達市

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防災井戸「希望の泉」を整備 U―プレイス伊達敷地内 保原RC創立60周年記念事業 福島県伊達市

福島便り


保原ロータリークラブ(RC)は創立60周年記念事業として福島県伊達市保原町の交流施設U―プレイス伊達敷地内に防災井戸「希望の泉」を整備した。12日に催した創立60周年記念式典・祝賀会に合わせて除幕式を行った。災害発生時の活用が期待され、会員らは奉仕の誓いと結束の決意を新たにした。
伊沢賢司会長と須田博行市長が除幕した。60周年実行委員会の渡辺英人副委員長が「地域が家族になる街を目指して―という銘板を掲げ、地域貢献に取り組む」と述べた。中野新一実行委員長、国際ロータリー第2530地区の早川敬介ガバナーが立ち会った。
設置場所は市内保原町の阿武隈急行高子駅北側に位置し、災害時に住民の避難所として活用されるエリア。地震などの災害発生によって水道が断水した場合の生活用水の確保を目的に整備した。45メートルのさく井工事を行った。
U―プレイス伊達で開いた60周年記念祝賀会では、首都圏などで活動する「淡野ゴスペルクワイヤ」のメンバーが「ユアグッド」「明日に架ける橋」などを披露し、美しいハーモニーが会場を魅了した。(県北版)