福島便り 福島県から今季初のカツオ漁に出港する漁船の出初め式が12日、同県いわき市の小名浜港で行われ、漁業関係者らが豊漁と安全航行を願った。式には第六、第二十二、第三十三寿和丸と北勝丸の4隻が臨んだ。13日早朝に同港を出港し、海上を南下しながらカツオの群れが見つかり次第、操業するという。寿和丸などを所有する船主会社「酢屋商店」取締役の野崎太さん(42)は「小名浜といえばカツオだと思うので、早く地元に水揚げできたら」と意気込みを語った。18日には第一寿和丸が同港から出港予定。(いわき版)