福島便り
福島医大寄付講座「白河総合診療アカデミー」の創立10周年記念祝賀会は13日、福島県西郷村の東京第一ホテル新白河で開かれた。
医療関係者ら約40人が出席した。同アカデミーの前原和平センター長が「10周年という到達点を大きな節目として、さらなる飛躍を祈念したい」とあいさつ、横山斉会津医療センター病院長、鈴木和夫白河市長、高久忠JA福島厚生連理事長が祝辞を述べた。
同アカデミーに深く関わってきた福原俊一福島医大副学長が「白河総合診療アカデミーの軌跡と奇跡」と題して講座開設に至る背景やこれまでの成果を報告、宮下淳白河総合診療アカデミー教授らが10年の歩みを発表した。
白河総合診療アカデミーは福島医大がJA福島厚生連の寄付を受け、地域医療を担う総合診療医の育成などを目的に、2015(平成27)年4月に白河市の白河厚生総合病院に開設した。