福島便り
「田村市さくらウオーク」は13日、福島県田村市運動公園をスタート・ゴールに開かれた。参加者は、ほころび始めた桜を楽しみながら春の田村路を散策した。
市と福島民報社が主催し県と県スポーツ協会、県ウオーキング協会などの後援。参加者やスタッフら約400人が参加。市内の桜の名所を総選挙で選んだ「田村の美桜88景」のうち、小沢の桜や是哉寺地蔵桜などを通る18キロコースと大滝根川河畔を歩く6・5キロコースを楽しんだ。
つぼみが膨らみ、所々咲き始めた状態だったが、参加者は満開になった桜を思い浮かべながら思い思いのペースで歩いた。
スタートに先立ち、開会式を行い、白石高司市長が歓迎の言葉を述べ、福島民報社の円谷真路事業局長があいさつした。各コースでは地域住民らがおもてなしするなどして、参加者を歓迎した。ゴール地点には特産物など販売する露店やキッチンカーが並んだ。