学生、選挙に関心を 福島県郡山市長選 期日前投票始まる 大学に初の投票所開設

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学生、選挙に関心を 福島県郡山市長選 期日前投票始まる 大学に初の投票所開設

福島便り


任期満了に伴う福島県郡山市長選の期日前投票が14日、始まった。このうち、日大工学部では学生が市の未来を担うリーダーへ一票を投じた。市選管委による大学での投票所開設は初で、15日は郡山女子大に設置する。
投票率が高年層と比べ、低い傾向にある若年層の選挙への関心を高め、投票行動につなげるのが狙い。
日大工学部では構内のロハス工学センター棟に期日前投票所を設けた。学生らが候補者の政策などを見比べ、投票していた。
投票したいずれも郡山市出身で、日大工学部大学院情報工学専攻の杉内凌河さん(23)は「学内に投票所があったので、気軽に投票できた」と語った。同じく真船玲司さん(23)は「若い人たちのことを考えて、行動してくれる人を応援したい」と期待を寄せた。
20日投票の市長選にはいずれも無所属の新人で元県議の勅使河原正之(73)、会社経営の高橋翔(37)、元県議の椎根健雄(48)、土木技術者の大坂佳巨(54)の4候補が立候補し、舌戦を繰り広げている。(郡山版)