「VISIT Fukushima アンバサダー」第1号に書道家千葉さん 福島の文化や観光を県外に発信

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「VISIT Fukushima アンバサダー」第1号に書道家千葉さん 福島の文化や観光を県外に発信

福島便り


福島県が新設した「VISIT
Fukushima
アンバサダー」の第1号に、郡山市在住の書道家千葉清藍さんが就いた。活動を通じて、県内の文化や観光などの魅力を県外に発信する。14日、千葉さんが県庁を訪れ、内堀雅雄知事から千葉さん自身が揮毫した委嘱状を受け取った。
書道を通じ、国内外で本県をPRしてきた功績が委嘱につながった。千葉さんは米イリノイ大日本館の招へいを受け、18日に渡米する。県内の張り子や漆の職人らと海を渡る。米国イリノイ州のスパーロックミュージアムで講演するほか、作品を展示する。地元の子どもたちに、福島の伝統文化や食の魅力、生産者の思いなども伝える。
千葉さんは「今回の渡米では、友好と信頼、交流が深まるような活動をしていく」と意気込みを語った。内堀知事は「『クール』と言われる日本の文化を伝え、福島の印象を『行ってみたい』というイメージに変えてほしい」と期待を掛けた。
千葉さんは第40回全国公募書道展の内閣総理大臣賞受賞も報告した。