福島県カプセルトイ協会(通称・ふくガチャ)発足 親しみやすいツールで県内の企業や自治体、伝統文化の魅力発信

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福島県カプセルトイ協会(通称・ふくガチャ)発足 親しみやすいツールで県内の企業や自治体、伝統文化の魅力発信

福島便り


カプセルトイによる地域活性化を目指す福島県カプセルトイ協会(通称・ふくガチャ)が発足した。お土産や置物として親しみやすいツールを通じて県内の企業や自治体、伝統文化の魅力を広く発信し、観光振興や地場産業の活性化を目指す。関係者が15日、郡山市役所で記者会見した。
県内を拠点にカプセルトイ事業を展開する4企業が手を組んだ。それぞれ企業向け制服販売、印刷業、地域デザイン事業、伝統工芸品作りの傍ら、地域の特産品や伝統的な文様、企業ロゴなどを活用したカプセルトイを製造・販売している。アイデアを出し合い、連携した発信で観光資源のブランド化につなげる。
具体的には、単体または複数の会員企業が自治体・企業と連携したオリジナル商品開発、イベントでの商品合同PRなどを想定している。
会見した荒川広志会長(ユニフォームネット社長)は「個々の強みを生かしながら相乗効果を生み出したい」と語った。鈴木一成副会長(いわき印刷企画センター社長)、鈴木治代理事(5.SHES取締役社長)、渡辺高章監事(白河だるま総本舗渡辺だるま店14代目)も自社商品や事業内容を紹介した。
協会によると、県単位でカプセルトイ関連団体の設立は珍しいという。