福島便り
福島県国見町の道の駅国見あつかしの郷が運営する直売所「くにみ市場」の2024(令和6)年度の売上金額は約7億6588万円(前年比111・8%)だった。2017(平成29)年5月開業以来の過去最高額となった。
16日、町観月台文化センターで開いた町道の駅出荷組合の総会で報告した。道の駅内のレストランやフードコーナー、コンビニなどの販売額を含めると10億円を超えた。
野菜や果樹など出荷組合の各部会の売り上げは、米部会が約708万円(前年比216・1%)、野菜部会が約1億446万円(同110・6%)、果樹部会が約3億818万円(同114・9%)、加工・特産品部会が約2億8808万円(同110・2%)だった。
八巻忠一組合長、道の駅を運営する国見まちづくりの鈴木亮一社長が「魅力ある産品を出荷して地域振興につなげたい」などとあいさつした。季節のフェア開催など2025年度の活動方針も示された。席上、2024年度販売実績優秀の出荷者・団体を表彰した。
受賞者は次の通り。
▽最優秀出荷者=佐久間商店▽優秀出荷者=小坂アグリ、草野裕右、高橋満、高野紀雄、松浦農園、山形屋酒店▽上位出荷者=あいはら果樹園、安藤伸一郎、一條、亀岡弘、川村民早子、菊地武雄、駒田屋本舗、佐藤勝雄、佐藤長太郎、ダイオー、丹治静江、中田清子、八巻忠一、吉田磐▽精勤出荷者=石川敏章、斎藤美千子、ファーストフラッシュ、村上健一、桃井正孝、八島富一(県北版)