児童の食農教育を応援 福島県の3市町教委に教材600部寄贈 JA福島さくらたむら統括センター

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児童の食農教育を応援 福島県の3市町教委に教材600部寄贈 JA福島さくらたむら統括センター

福島便り


JA福島さくらたむら統括センターは10日、福島県の田村市と三春、小野両町の各教委を訪問し、小学5年生対象の食農教育補助教材「農業とわたしたちのくらし」約600部を寄贈した。
JAバンク食農教育応援事業の一環として、地域の次世代を担う子どもたちに農業への関心を深めてもらおうと毎年行っている。
教材には、農作物とくらしとの関わりや、米、野菜、果物などの栽培から流通までの流れ、これからの農業についてなどが分かりやすく掲載されており、子どもたちが農業について考え、楽しみながら学ぶことができる内容になっている。
贈呈式は各市町で行われ、蒲生幸夫専務、神山布久統括部長らが訪れた。このうち小野町では、蒲生専務が有賀仁一町教育長へ教材を手渡し「たむら地区ではピーマンの一大産地としてスマート農業を活用した栽培管理を実証している。未来の子どもたちに農業を始めたいと思ってもらえるよう、教材を通して農業への興味や食べ物への理解を深めてもらいたい」と伝えた。
田村市では飯村新市・市教育長、三春町では添田直彦町教育長に教材が手渡された。(県南版)