福島便り
福島県いわき市の遠野オートキャンプ場の指定管理者にキャンプ場の運営やアウトドア関連のコンサルティング業務を行うＴＡＣプランニング（本社・天栄村）が選ばれ、今月１日から同社の運営に移行した。
同キャンプ場は１９９８（平成１０）年に市が開設した。地元住民による管理運営委員会が運営していたが、住民の高齢化などの理由で市は民間企業に運営を委託することに切り替えた。同社が市の募集に応じ、契約期間は５年。
同社が指定管理を担うのは天栄村の羽鳥湖畔オートキャンプ場に続き２カ所目。田代嘉宏社長（６４）は日本オートキャンプ協会の常任理事を務めている。予約をネットに一本化し利便性向上を図った他、利用促進に向けた営業活動に注力する。
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田代社長は１８日、福島民報社いわき支社を訪れ「培ってきたオートキャンプに関する知見を生かし、遠野町に根ざして地域の活性化に貢献したい」と抱負を語った。櫛田美雪副支配人が同席した。（いわき版）