ボンズGMに渡辺拓馬氏 福島市出身、元日本代表 「覚悟持って任務全う」 バスケットボール男子Bリーグ2部

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福島便り


バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の福島ファイヤーボンズを運営する福島スポーツエンタテインメントは21日、ゼネラルマネージャー(GM)の山根謙二氏(57)との契約を終了し、渡辺拓馬氏(46)=福島市出身=を2025―26シーズンの新GMにする契約を締結したと発表した。
渡辺氏は福島工高、拓殖大卒。トヨタ自動車アルバルク(現・アルバルク東京)、日立サンロッカーズ東京(現・サンロッカーズ渋谷)などでプレーし、2018(平成30)年に3人制バスケ3×3に転身した。日本代表の経験もある。2021―22シーズンから4季、B1京都ハンナリーズのGMを務めた。
ボンズでは過去にユース育成コーディネーターを担当。来季はGMとして、チーム編成やチームと運営会社の調整役を担う。「福島に約30年ぶりにしっかりと関わる機会をいただき感謝している。覚悟を持って任務を全うする」と談話を寄せた。
ボンズのGMは2021―22シーズンに新設し、2022―23シーズンから2季は西田創社長が兼任。今季は山根氏が初めて専任した。山根氏は「苦しい思いをさせてしまい申し訳ない。宝来屋ボンズアリーナで聞いた歓声を忘れない」とコメントした。