福島便り
福島県本宮市の養豚業本宮ポークは今年度からスポーツで全国大会や東北大会に出場する本宮、大玉の両市村出身の生徒を食から応援するため、同社のブランド豚「あだたら豚
『極』」を贈る。
同社の伊藤徳芳専務が全国大会などに臨む中学生や高校生を食で応援したいと企画した。伊藤専務らが同社の本社がある同市や農場がある同村に提案し実現した。
ブランド豚は、世界各地で最高品質と評価されるハンガリー産豚「マンガリッツァ」を父に持つ。同社によると、餌に飼料用米を使ったり、従来の豚よりも長い期間飼育したり飼育環境に工夫を凝らすことで通常の豚よりもビタミンやミネラル、悪玉コレステロールを抑えるオレイン酸を多く含んでいるという。
今後、同社は市や村が開く激励会や各校の壮行会などに同席し、対象生徒に同ブランド豚を贈る。伊藤専務は「スポーツは食からという言葉もある。おいしい豚を食べて、最高の舞台で最高の結果を出してほしい」と語った。(郡山版)