染型紙「会津型」 再生紙糸で体験 福島県会津若松市に店舗オープン

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染型紙「会津型」 再生紙糸で体験 福島県会津若松市に店舗オープン

福島便り


全国49の企業・団体でつくる一般社団法人アップサイクル(大阪市)は、紙資源や間伐材を再生した紙糸による小物作りと福島県喜多方市の染型紙「会津型」を体験できる店舗「TSUMUGI」を23日、福島県会津若松市七日町にオープンした。
アップサイクルはスーパーなどで回収した古紙や間伐材を紙糸にし、伝統工芸と地球環境を次世代につなぐ製品開発に取り組む。これまでも紙糸で作った小物に会津型を施した商品を数量限定で販売してきた。
店舗ではトートバッグやポーチ、ハンカチなどを販売する。紙糸の機織り体験や会津型のワークショップを開催し、来店者が伝統工芸に触れる機会を創出する。営業時間は午前10時から午後5時まで。月、火曜日は定休。
同日、現地で記者発表会が開かれた。同法人の瀧井和篤事務局長は「会津型を身近に感じられる場所にしたい」と話した。染織工房れんが(喜多方市)の冠木昭子代表らが同席した。