新スタジアム、福島市内に サッカーの福島ユナイテッド 8月末ごろ構想発表

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福島便り


サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)を運営するAC福島ユナイテッドの小山淳CEOは25日、福島市のキョウワグループ・テルサホール(福島テルサ)で開いた株主総会で、新スタジアムを福島市内に建設する意向を初めて示した。建設場所や着工時期、収容人数などの詳細は現時点で未定。8月末ごろにコンセプトなどを発表するとしている。
本拠地とうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)はメインスタンド6500席とJ2基準の8千席を満たしていない。福島UはJ2昇格後5年以内のスタジアム新設などを条件とする「例外規定」でJ2ライセンスを交付された。2015(平成27)年以降、福島市にサッカー専用スタジアムの建設を求める動きがあったが、近年は活動が停滞していた。小山CEOの意向表明でスタジアム構想が動き出す可能性がある。
株主総会で第14期(2024年2月~2025年1月)の決算を承認した。当期純損失が1億5900万円で4期連続の赤字となった。しかし、昨季のホームゲームの平均入場者数は1800人(前年比571人増)、売上高は5億2300万円となり(前年比1億2千万円増)、それぞれ過去最高となった。