福島便り
福島県内固定開催2回目となる全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技に向け、カウントダウンボードとサッカーボールスタンドが30日、披露された。県内の高校生がデザインした。Jヴィレッジ(楢葉・広野町)を拠点に7月26日から開かれる大会まで3カ月を切る中、機運を高める。
ボードは福島西高デザイン科学科が製作を担当。試合会場となるいわき市や広野町で化石で見つかったフタバスズキリュウやアンモナイト、楢葉町のシダレザクラなどがあしらわれている。3市町の役所や役場に置いて大会の開催をPRする。
スタンドは3種類を作成。磐城高美術部がデザインし、3市町の豊かな自然などを表現した。平工高の土木環境工学科と制御工学科が木材を組み立てて仕上げた。試合会場3カ所に設置される。
30日はJヴィレッジでお披露目され、県実行委員会の穐本哲哉会長から各校の代表生徒に感謝状が贈られた。終了後、県実行委の総会が開かれた。