福島便り
あいづ食の陣実行委員会は2026(令和8)年度から、会津若松市内の飲食店などが旬の食材を使った料理を提供するキャンペーンをPRする紙パンフレットを縮小し、公式ホームページや交流サイト(SNS)などのデジタル中心の広報へ移行する。4月30日、市河東支所で開いた総会で決めた。
紙パンフレットの活用が少ないことが背景。これまでA4サイズ、20ページほどの冊子にキャンペーンの参加店舗情報や生産者の紹介、テーマ食材の魅力などをまとめていた。来年度からはB5サイズの4つ折り形態に変更する案を考えており、掲載は生産者や食材の情報にしぼる予定。具体的な仕様などについては今後検討する。
実行委では役員改選も行い、山際博美実行委員長を再任した。任期は1年。山際実行委員長は「会津が誇る農産物の魅力を積極的に発信し、地産地消と消費拡大を図っていきたい」とあいさつした。(会津版)