悲惨な事故を1件でも減らそう 福島県いわき市で交通事故防止緊急エリアサミット 福島県警本部

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悲惨な事故を1件でも減らそう 福島県いわき市で交通事故防止緊急エリアサミット 福島県警本部

福島便り


福島県警本部によるいわき方部の交通事故防止緊急エリアサミットは1日、いわき市のいわき東署で開かれた。
県警本部交通企画課、いわき中央、東、南署、市、各交通関係団体などから約30人が出席した。
県警本部の佐久間正和交通企画課長が「悲惨な交通事故を1件でも減らすために、関係者の皆さまの協力が不可欠。地域、家庭、職場、学校などで交通事故防止に関する積極的な働きかけをお願いしたい」とあいさつした。
同課の松本靖則交通安全対策室長が、県内、いわき方部の交通情勢を紹介し、3月末までの交通事故発生状況などを説明した。いわき方部では、歩行者が関与する事故や65歳以上が被害者となる事故、観光目的で移動する人による事故が多いことも紹介された。
このほか、交通事故防止対策に係る県内各地での好事例や交通安全機器などに関する紹介も行われ、出席者が事故を減らすための取り組みなどを共有した。
県内では今年に入り、各地で飲酒運転等の悪質な交通違反に伴う交通死亡事故、交通事故などが多数発生していることから各方部ごとに緊急で会議を開いた。(いわき版)