福島便り
福島県国見町の農園レストラン彩季亭のどぶろく「あつかしのどぶろく」が、酒ソムリエ協会の「Tokyo酒チャレンジ2025」のどぶろく部門で銀賞を受賞した。同部門の入賞は県内では唯一。
同店の醸造・調理責任者で店を運営する井内良則さん(59)は、顧客ら勧めもあり、初めて出品。外国人を含む審査員の利き酒師らが審査した。
「あつかしのどぶろく」は井内さん自身が育てたコシヒカリ、町内の水、こだわった酒酵母とこうじを使って毎日仕込みを行っている。のど越しはスッキリとした辛口のような味わいが特徴。井内さんは「認知度の広がりに期待したい。多くの人に味わってほしい」と受賞を喜んだ。
「あつかしのどぶろく」は同店の他、町内の道の駅国見あつかしの郷などで販売している。同店での販売価格は720ミリリットルが1400円、300ミリリットルが600円、いずれも税込み。ネットショップでも購入できる。日、月、火曜が定休。