にぎわい拠点「スカイブルー土湯」オープン　５日もグランドオープンフェス　福島市土湯温泉町

福島市土湯温泉町に住民有志が設けた、にぎわい拠点「スカイブルー土湯」は４日開所し、グランドオープンフェスティバルが開かれた。５日も催す。
シンガー・ソングライターやフラダンスグループなど６組が野外ステージに出演。ビートルズのカバー曲や歌謡曲などを奏でて盛り上げた。雑貨や飲食を扱う出店も並び、県内外からの来場者を楽しませた。
拠点は国道１１５号の横道トンネル東側にある民有地。東京電力福島第１原発事故に伴い、避難した浪江町民が農地に使っていた。有志が協力し、人々が集える約１万平方メートルの広場に整備した。
土地を所有するスカイブルー土湯の森山盛吉会長は「音楽や食、スポーツなど幅広いイベントを催し、地域の活性化につなげたい」と展望を語った。