人工芝サッカーグラウンド完成　郡山高（福島県郡山市）　ＯＢら「活躍を期待」

福島県郡山市の郡山高に、人工芝のサッカーグラウンドが完成した。卒業生の保護者からの寄付を受け、より良いプレー環境を整えようと１月から工事が進められてきた。４日、現地で完成記念式典が開かれた。
同校によると、県立高での人工芝サッカーグラウンドの整備は、広野町のふたば未来学園高に続き２例目。現役生や卒業生ら約２００人が出席した。
人工芝の管理運営を担う、ＯＢらによる「郡高ＦＣ」の遠藤哲代表理事が「素晴らしい環境で技術を磨き、国立競技場でオレンジ色のユニホーム姿で行進してほしい」と全国高校選手権県大会出場を期待した。
高野敦史校長と、いずれも元サッカー部顧問の落合宏昌さん、相原正裕さんが祝辞を贈った。渡辺哲也監督、木村海都部長（３年）と共にボールを蹴り、完成を祝った。記念試合として現役チームの紅白戦を行い、白熱した試合を繰り広げた。
木村部長は「多くの人の支援のおかげで整備された。結果で恩返しする」と決意を新たにした。（郡山版）