福島便り
福島県いわき市植田町の本町通りで5日に催された歩行者天国は、来場者が多彩な催しや飲食を楽しんだ。
地元のうえだ商店会が、こどもの日に合わせて毎年開いており、今回で47回目を迎えた。
通りの約400メートルの区間に、飲食や雑貨などの露店、勿来工高の工作体験や磐城農高の加工品販売などもあった。常磐共同火力勿来発電所は煙突ライトアップ「勿来ゆめライト」単色点灯の受け付けを実施。来場者から7~9月の該当する記念日の点灯希望を募ったほか、来場者に風船を配るなど交流を深めた。
いわき南署は白バイ、パトカーの乗車体験などを催し、来場者に交通安全や成り済まし詐欺被害防止を呼びかける啓発活動も実施。多くの子どもたちが訪れた。勿来消防署のはしご車展示や初期消火体験なども催された。
特設ステージでは、地元の東田保育園児による和太鼓演奏や勿来工、磐城農、植田小の吹奏楽部によるステージ、磐城一高フラダンス愛好会「一高プアラニ」によるフラダンスショーなども行われ、多くの人が楽しいひとときを過ごした。(いわき版)