福島便り
福島県いわき市のいわき湯本温泉の旅館・ホテルの女将でつくる「フラ女将」は開催中の大阪・関西万博に参加し、湯本温泉や市の魅力を発信する。6日、市内の常磐公民館で20日の本番を前にしたリハーサルに取り組んだ。
フラ女将6人が参加した。スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチームの元フラガール舟木君子さんが講師を務め、メンバーが本番に向けて振り付けや動線などを確認した。
本番では、映画フラガールの主題歌「フラガール~虹を~」と地引き網の歌「フキラウソング」に加え、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で感じた不安やいわきで生きる決意を歌詞に込めたオリジナル曲「夢花涙雨」の3曲を披露する。
フラダンス披露と合わせて、メヒカリやあんこう鍋など「常磐もの」もPRする。女将でつくる湯の華会の小井戸文恵会長(旅館こいと)は「多くの人に福島、いわきのことを知ってもらえる機会にしたい」と意気込んだ。