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福島県田村市大越町牧野地区の地域おこし団体「牧野ひまわり会」は3日、ヒマワリの種まき会を開いた。
NPOチームふくしま(福島市)が各地で展開する「福島ひまわり里親プロジェクト」の一環。佐久間辰一会長ら会員と地元の大越まちづくり協議会、県内外の協力者合わせて約60人が参加した。
昨年地区で植えたヒマワリの種や全国から寄せられた種を使用。参加者は協力しながら、手のひらほどのポットに丁寧に種をまいた。今後、育ったヒマワリは畑に植え替え、お盆頃には大輪の花を咲かせるという。
作業後は、ボーカルグループが歌や演奏を披露。昼食にはみんなでカレーを味わい、親睦を深めた。今年は千葉県でヒマワリの里親活動に協力する「九十九里ホーム」関係者も参加し、ヒマワリの種を寄贈した。
牧野ひまわり会は20年以上前から、地域おこしのため、ヒマワリを咲かせている。震災後は、里親プロジェクトのメンバーとともに復興を象徴する活動としても続けている。