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酒造りを通して若者に日本酒を親しんでもらう「いわきハタチ酒プロジェクト」の田植えは11日、福島県いわき市常磐藤原町の水田で行われ、参加者が泥だらけになりながら苗を植えた。
20歳前後の市内の大学生や社会人ら約40人が参加した。水田を所有する農家滝正嗣さんの指導の下、県オリジナル品種の酒米「夢の香」の苗を植えた。
福島高専5年の鈴木亜久里さん(19)は「20歳になってから、自分で醸したお酒を飲むのが楽しみ」と話した。
いわき市の酒販店でつくる実行委員会の主催で、2018(平成30)年に始まり、今年で8期目。8月下旬から9月上旬に稲刈り体験、来年1月から2月に酒造り体験、来年3月に新酒贈呈式を予定している。(いわき版)