大阪万博へ修学旅行　福島県田村市・大越中　最新技術や環境学ぶ

福島県田村市の大越中３年生は修学旅行で大阪・関西万博会場を訪れ、国内外の最新技術に触れたり、自然の尊さや環境について学ぶなどして未来への創造へ胸を膨らませた。
３年生約４０人はゴールデンウイーク前に２泊３日の日程で修学旅行を行った。このうち最終日に大阪市の万博会場を訪れた。グループごとに、それぞれ選んだパビリオンなどを見て回った。
パビリオン「未来の都市」を見学したグループは、バーチャル（仮想）の世界で未来の住民と話したり、自然環境とエネルギーの仕組みを学んだりするなどした。川崎重工業のブースでライオンをイメージした乗り物などを見学した渡辺琉愛さんは「車いすを利用する人や体が不自由な人のための乗り物があった。将来、本当に活躍することを考えるととても楽しみ」と話した。
修学旅行を前に生徒たちは、出展企業の川崎重工業の出前授業を受けたり、調べ学習に取り組むなど準備してきた。旅行会社とともにチケットの取り方なども体験した。
３年生は万博会場のほか、法隆寺や東大寺、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（ＵＳＪ）なども訪れた。（県南版）