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福島県郡山市西田町の「小さな森の和美術館」の開館11周年記念イベント「游」は6月1日午前11時から同館と施設裏の竹林で開かれる。29日まで参加者を募集している。
市内の画家関根慎一郎さんが言葉と芸術をテーマに講演し、生きる上での遊びや心を緩める大切さを伝える。参加者に「次世代に伝えたい、あなたにとっての遊び」を和紙に記してもらい、竹につるす。バンドネオン奏者小川紀美代さんのコンサートもある。
館内には関根さんが県内の風景を描いた絵に、市内の詩人渡辺理恵さんが詩を添えた作品10点を展示する。渡辺さんは2022(令和4)年の県文学賞詩部門で正賞を受けた。
大島和子館長は「言葉や絵画、音楽で自由に遊んでほしい」と来場を呼びかけている。
参加費は昼食込みで3千円。定員50人。(郡山版)