ヘルメット着用を啓発 自転車安全利用強化月間で 福島県や警察など関係団体 VRで事故を仮想体験 福島市

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ヘルメット着用を啓発 自転車安全利用強化月間で 福島県や警察など関係団体 VRで事故を仮想体験 福島市

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5月の自転車安全利用強化月間に合わせ、福島県や警察など関係団体は15日、福島市の福島交通飯坂線曽根田駅周辺でヘルメット着用の重要性を呼びかける街頭啓発を繰り広げた。
県や県警本部、福島署などから約20人が参加した。下校中の高校生らに、ヘルメットを自転車に取り付けられるヘルメットホルダーやチラシなどの啓発グッズを配布し、頭部を保護するヘルメットの有効性を伝えた。
交通事故を仮想体験できるVRゴーグルを使った教室も開いた。一時不停止や、走行中にスマートフォンを利用する「ながら運転」など交通規則を守らなかったことで起こりうる事故を体験し、どうすれば回避できたか解説を受けた。
体験した高校生は「事故の怖さが分かった。ヘルメットを購入したい」と安全意識を高めた。
改正道交法の施行により2023(令和5)年4月から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化された。(県北版)