「精一杯」酒米植える 日本酒造りで交流 福島で育て山口で仕込みへ 福島市

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「精一杯」酒米植える 日本酒造りで交流 福島で育て山口で仕込みへ 福島市

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福島市で育てた酒米で山口県の蔵元が酒造りする「銀座×福島×山口
日本酒造り交流会」の田植えは17日、福島市荒井で行われた。参加者は雨が降りしきる中、純米吟醸「精一杯」の完成に向けて苗を植えた。
福島県の復興を後押しする取り組みで10回目。主催するNPO法人銀座ミツバチプロジェクトをはじめ、西信中の生徒、福島県の魅力をPRする台湾のダンスユニット「福島もも娘」、地域住民ら約100人が臨んだ。参加者は約12アールの田んぼに入り、酒米「五百万石」を植えた。和気あいあいと作業し、親睦を深めた。
銀座ミツバチプロジェクトの田中淳夫副理事長は「地域の皆さんのおかげで10年間続けられた。次世代につないでいきたい」と語った。9月に稲刈りし、山口県山陽小野田市の永山酒造で仕込む。