昔懐かしい馬の代かき 地元小学生、昔ながらの農作業を学ぶ 福島県古殿町

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昔懐かしい馬の代かき 地元小学生、昔ながらの農作業を学ぶ 福島県古殿町

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福島県古殿町の農園「おざわふぁ~む」の田んぼで20日、馬が農具を引いて田植え前の土をならす伝統的な代かきが行われた。地元の小学生が見学し、昔ながらの農作業を学んだ。
農村に密着していた馬の存在と農業文化を知ってもらおうと、おざわふぁ~むと町内のNPO法人馬事振興会が協力して毎年開催している。
古殿小の5年生25人が見守る中、母馬と生後4日の子馬が田んぼに入り、母馬が万鍬と呼ばれる農具を引っ張っていった。
初めて馬の代かきを見た溝井玲菜さん(10)は「機械を使う今と全然違い、泥の中を歩く馬も人も大変そうだった」と話した。