2024年度熱中症救急搬送 9月末までに170人 福島市消防本部 暑さ対策呼びかけ

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2024年度熱中症救急搬送 9月末までに170人 福島市消防本部 暑さ対策呼びかけ

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福島市消防本部は2024(令和6)年度の熱中症による救急搬送件数をまとめた。搬送者は5月中旬ごろから増え始め、9月末までに170人に上った。消防本部は本格的な夏の到来を前に、熱中症予防を呼びかけている。
昨年4月から9月までの搬送者数は5月は13人、6月は16人で、暑さが厳しくなる7月は61人、8月は60人だった。
発生場所は「住宅」が76人(44・7%)と最も多かった。学校や公園などの「公衆」が40人(23・5%)、「仕事場」が26人(15・3%)と続いた。
消防本部の担当者は、気温が上昇し始める5月から適度に運動するなどし、暑さに慣れる必要があるとしている。屋内で搬送される人が多いため、日頃から喉が渇く前の水分補給を心がけ「エアコンや扇風機などを積極的に使ってほしい」と呼びかけている。(県北版)