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福島県郡山市は市交通対策協議会の会員を対象にJR郡山駅西口ロータリーに関するアンケートを実施した。渋滞が問題となる中、「長時間駐停車している車を厳しく指導するべき」「改善策を検討するべき」「改善対策を実施すべき」と回答したのは82%に上った。現状に対する指導や改善策の検討、実施を必要と感じている割合が高く、対応が求められる。
市が22日、市役所で開かれた市交対協の総会で調査結果を示した。現状に対する考えを聞いた結果は【グラフ】の通り。「長時間駐停車している車を厳しく指導するべき」が29%で最も多かった。「現状のままで問題ない」は15%だった。
西口ロータリーの混雑状況に関する認識を尋ねたところ、「常に混雑している」が35%、「少し混雑している」が38%で、計73%が混雑していると感じている。
西口ロータリーの利便性の受け止めを聞いた結果、「非常に便利」が6%、「少し便利」が15%で計21%だった。一方、「あまり便利ではない」が25%、「不便に感じる」が22%で計47%とほぼ半数を占めた。「非常に便利」が6%、「普通」が23%、「不便でもやむを得ない」が9%だった。
市は調査結果や市民の意見を募りながら、改善策の検討を進める方針。(郡山版)