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24日から始まる国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」に向け、福島県大熊町騎馬会は23日、町役場本庁舎で吉田淳町長に出陣を報告し、町民に勇姿を届ける決意を新たにした。
町騎馬会の小野田淳会長らが陣羽織姿で臨んだ。小野田会長は片膝をつき「赫々たる武勲を上げ、無事なる凱旋を果たすと誓う」と口上を述べた。初陣を飾る菅原祐樹町生涯学習課長が出場騎馬11騎を紹介し、「町民の皆さんの希望と活力になる」と決意した。
吉田町長は「日ごろの鍛錬の成果を発揮し、無事に凱旋してほしい」と激励した。
町騎馬会は野馬追2日目の25日、メイン行事の一つ「神旗争奪戦」を戦い抜いた後、町内大川原地区で帰り馬行列を繰り広げる。(相双版)