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福島市の土湯温泉観光協会は23日、新たな観光アンバサダー(大使)に、NTT東日本福島支店長の大橋真孝さん、お笑いコンビ「ぺんぎんナッツ」、台湾のガールズダンスユニット「福島もも娘
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Taiwan」を任命した。土湯温泉の盛り上げや観光客増加のため、魅力発信に取り組む。
大橋さんは情報通信技術を生かした地域振興を模索する他、人とのつながりの中で土湯の魅力を伝える。ぺんぎんナッツは出演するテレビ番組や交流サイト(SNS)を通じ、お笑いの力で土湯をPRしていく。福島もも娘は季節ごとのダンス動画などを配信し、映像の中で国内外に土湯の良さを広める。
同日、土湯温泉まちおこしセンター湯楽座で、就任記者会見を行った。大橋さん、ぺんぎんナッツの中村陽介さん、いなのこうすけさん、福島もも娘のアブーさん、レナさんが臨んだ。協会の加藤貴之会長が、委嘱状を手渡した。大橋さんは「多くの地域を巡った中でも土湯は最高の場所。さらに魅力を発見し、伝えたい」と話した。■総会でDC誘客事業を決定
土湯温泉観光協会は、来年の「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」に際し、発酵、HOPE(ホープ、希望)、アートの三つの柱を掲げて誘客事業を展開する。23日、市内の山水荘で総会を開き決めた。
納豆やどぶろくなどを提供する発酵関係事業をはじめ、再生可能エネルギー活用や脱炭素の取り組みをPRする事業、「大ゴッホ展」と連動した芸術祭などを展開する。
加藤貴之会長は「持てる力を十分発揮し、DC期間に土湯をブラッシュアップする」とあいさつした。