震災に伴う避難、帰還後の生活について自由に語る 福島県富岡町で「語り人アワー」

  • [エリア] 郡山市 富岡町
震災に伴う避難、帰還後の生活について自由に語る 福島県富岡町で「語り人アワー」

福島のニュース


地元住民らが東日本大震災と東京電力福島第1原発事故発生当時や避難生活、今の暮らしなどを自由に語る「町のアーカイブで語り人アワー」は18日、福島県富岡町のとみおかアーカイブ・ミュージアムで開かれた。
富岡町3・11を語る会の主催。約10人が参加した。町内の宮本幸恵さんと遠藤久仁子さんがゲストとなり自身の経験を語った。青木淑子代表がインタビュアーを務めながら、来場者との雑談形式で思いを述べた。
宮本さんは震災後、静岡県など9回に及ぶ避難生活を振り返り、詩吟や野菜の栽培など趣味に充実している現在の町での暮らしぶりを語った。遠藤さんは郡山市のビッグパレットふくしまでの避難生活や町内で、夫婦で営んでいるサロン&カラオケ「ミュージック
サライ」での日々について話した。(相双版)