福島便り
福島県いわき市の小名浜まちづくり市民会議(小沼郁亙会長)主催のサッカーJ2いわきFC新スタジアム構想住民説明会は24日、同市の小名浜市民会館で開かれた。地域住民向けの説明会は初めて。
約200人が参加した。小沼会長のあいさつ後、同FCを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長が同クラブを紹介し、3月末に公表した同FCの新スタジアム構想概要や整備候補地が小名浜となった経緯などを説明した。小沼会長と大倉社長による対談も行われ、新スタジアムの可能性や課題などについて情報共有した。
質疑応答の場も設け、参加者からは「立地環境や交通、駐車場に対する対応はどうするのか」「新スタジアム構想については本当にできるのか」「どのくらいのお金がかかるのか具体的な数字を示してほしい」などの質問が飛び交い大倉社長らと意見交換した。
大倉社長は初めての住民説明会を終えて「こうした会を重ねていくこと、ユースの子どもたちの意見も取り入れながら工夫し、説明会や意見交換会を続けていけたら」と語った。(いわき版)