福島のニュース
JR只見線を題材にした映画「あいせき列車只見線」の第3弾で最終作となる「ほらふき信ちゃんの里帰り」の上映会は24日、福島県郡山市の仙建工業福島支店で開かれ、出演している俳優南野陽子さんらがトークショーを繰り広げた。
奥会津金山移住地住活性化委員会、金山町観光物産協会の主催。約300人が参加した。第1弾「小出で恋して
会津を愛して」、第2弾「おばあちゃんの唄」に続き、最新作を上映した。
トークショーは南野さんと鈴木正晃副知事が登壇した。南野さんはオファーを受けた理由を「地域をきちんと知り、いろんな方と知り合いたかった」と明かした。地元住民も出演した作品の撮影現場を「温かく、濃い時間だった」と振り返り、「福島の魅力を他から来た人に伝えてほしい」と呼び掛けた。鈴木副知事は「住民のパワーを感じられる映画制作は地域づくりに通じる」と語った。監督の井草葉子さんが進行役を務めた。
仙建工業が携わった只見線の災害復旧工事の様子を収めた映像も公開された。