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福島県の田村市と小野町にまたがる高柴山(884メートル)の山開きは25日、現地で行われ、多くの人でにぎわった。
登山口は3カ所あり、田村市側は大越町の牧野と船引町の門沢、小野町側は浮金の各登山口で記念品を配った。山頂では安全祈願祭を催し、神事を執り行いシーズンの幕開けを祝った。主催する大越町、船引町、小野町の各観光協会を代表し、小野町観光協会の渡辺直栄会長が「子どもからお年寄りまで楽しめる山です。何度でも足を運んでほしい」とあいさつした。村上昭正町長らもあいさつした。
参加者は小雨の中、思い思いのペースで歩みを進め、山頂に着く頃は雨も上がっていた。霧が立ちこめ、展望台から遠くまでは見ることはできなかったが、眼下に広がるツツジの花を楽しんでいた。参加者の中には90歳を超える女性もおり、周囲を驚かせていた。(県南版)