福島のニュース
【豪州シドニーで本社報道部副部長・渡辺浩】福島牛が7月、初めて本格的に豪州に輸出される。日本人シェフが経営するシドニーの人気レストランが、食に福島牛を使ったフェアを展開する。現地時間26日(日本時間同)、豪州訪問中の内堀雅雄知事が明らかにした。
フェアは犬飼春信オーナーシェフ(長野県出身)が経営する2店舗で実施する。手始めに福島牛のもも肉と肩肉合わせて40キロ程度を輸入する。犬飼さんは今年3月、試験的に店で福島牛を使ったメニューを提供した。うまみのある赤身が豪州人に大好評だったため、本格的な輸入に踏み切る。ラーメンや釜飯などに使う予定だという。
犬飼さんは現地時間26日午後、ラディソン・ブル・プラザ・ホテル・シドニーで内堀知事と懇談した。固有の生態系を守るため、豪州は外来種や病害虫の侵入防止を強力に進めており、食品の輸入に厳しい検疫を課している。福島県は今回の福島牛の豪州輸出開始を足がかりに、県産の加工食品などの輸出拡大を進めたい考えだ。
犬飼さんは「生産者の役に立つのであれば、うれしい」と話した。
フェアは犬飼春信オーナーシェフ(長野県出身)が経営する2店舗で実施する。手始めに福島牛のもも肉と肩肉合わせて40キロ程度を輸入する。犬飼さんは今年3月、試験的に店で福島牛を使ったメニューを提供した。うまみのある赤身が豪州人に大好評だったため、本格的な輸入に踏み切る。ラーメンや釜飯などに使う予定だという。
犬飼さんは現地時間26日午後、ラディソン・ブル・プラザ・ホテル・シドニーで内堀知事と懇談した。固有の生態系を守るため、豪州は外来種や病害虫の侵入防止を強力に進めており、食品の輸入に厳しい検疫を課している。福島県は今回の福島牛の豪州輸出開始を足がかりに、県産の加工食品などの輸出拡大を進めたい考えだ。
犬飼さんは「生産者の役に立つのであれば、うれしい」と話した。