30日から「ぽすくまと郵便屋さん」、全国の郵便局で閲覧可能 福島県会津若松市出身、中丸ひとみさんの絵本

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30日から「ぽすくまと郵便屋さん」、全国の郵便局で閲覧可能 福島県会津若松市出身、中丸ひとみさんの絵本

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日本郵便は30日から、福島県会津若松市出身の元切手デザイナー中丸ひとみさんの絵本「ぽすくまと郵便屋さん」を、全国の郵便局で閲覧できるようにする。郵便局のキャラクター「ぽすくま」を、より身近に感じてもらう初めての取り組みで、一部の郵便局では各種イベントなどに合わせ配布もする。
絵本は「森の郵便局のものがたり」シリーズの第1弾として発行した。ぽすくまが子どものころに郵便屋さんを夢見るきっかけとなった思い出の物語で、手紙を書く場面などが、優しく温かい色彩で描かれている。絵を描いた中丸さんは「ぽすくまを知らない人も手に取って親しんでもらえたら」と話している。文は坂井治さんが担当した。
「ぽすくまと郵便屋さん」は30日午前10時から、絵本・児童書の情報サイト「絵本ナビ」の「全ページためしよみ」でも閲覧できる。
発行を記念し、6月3日から15日まで郵政博物館(東京都墨田区)で絵本原画の展示会、7日に中丸さんのサイン会(午後2時からの予定)を開く。郵政博物館の開館時間は午前10時から午後5時30分、入館料は大人300円、小・中・高校生150円。