伝統の技で福島県を発信 会津本郷焼・宗像さん 6月2日まで東京都の日本橋三越本店で個展

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伝統の技で福島県を発信 会津本郷焼・宗像さん 6月2日まで東京都の日本橋三越本店で個展

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福島県会津美里町の会津本郷焼窯元・宗像窯8代、宗像利浩さんの個展は6月2日まで、東京都の日本橋三越本店本館6階美術特選画廊で開かれている。
宗像窯8代を2005(平成17)年に継承して20年の節目で「井戸茶碗に魅せられて」をテーマにした。宗像さんは20代後半に井戸茶碗に魅了され、表面に現れない内面の存在の大きさに気付いたという。井戸茶碗との出合いは色や形などの目に見える技術だけでなく、付加価値を追求する作風のきっかけとなった。
会津の土を使い、伝統の技で仕上げた井戸茶碗や花器など約70点を展示している。宗像さんは「福島県の良さを全国に広める一助になればうれしい。作品を五感で感じてほしい」と話している。
時間は午前10時から午後7時(最終日は午後5時)まで。