「疲れが取れない」「頭が重い」…　心身の不調撃退法まとめた著書出版へ　福島市この花内科クリニックの坂本さん夫妻

福島市の「この花内科クリニック」の坂本信雄院長と坂本夏美副院長夫妻は、正しい生活習慣で心身の不調を撃退するための知識やコツをまとめた著書「医者いらずの身体をつくる
賢者の健康習慣４４」を６月２日出版する。
坂本院長によると、「疲れが取れない」「頭が重い」などの自覚症状があるのに原因が特定できない不定愁訴が、コロナ禍後、目立つという。２人は特に健康維持に大切な「呼吸（Ｂｒｅａｔｈ」「運動（Ａｃｔｉｏｎ）」「睡眠（Ｓｌｅｅｐ）」「食事（Ｅａｔｉｎｇ）」の４つの生活習慣を「ＢＡＳＥ・４（ベースフォー）」として生活指導の柱としている。著書では、ＢＡＳＥ・４を整えるために必要なノウハウを、医師としての２０年以上の知識や経験をもとに分かりやすく解説している。
坂本夫妻は福島医大卒で院長は循環器内科、副院長は消化器内科の専門医。在学中には武道の一つ「躰道」を通じて呼吸の大切さを体感した。同大などでの勤務を経て２０２０（令和２）年５月にクリニックを開業した。「本に書かれている習慣を日常生活に取り込んで、医師や薬に過度に頼ることなく『自分が自分の医者』になってほしい」と話している。
著書は四六判２１７ページで１７６０円（税込み）。